温泉は気持ちいいですよね!
私は温泉が大好きで、一週間に4回温泉に行っています。
温泉って、せっかく来たからと言ってついつい長風呂をしてしまいがちですよね。
長湯をするのは良くないとはわかっていても、やめられない!
すごくわかります。
長湯をすることで高まるリスクとして、【のぼせる】というものがあります。
一度は経験したことのある方もいるのではないでしょうか?
私は何度もあります。笑
今回は長湯をしても「のぼせにくくなる方法」と、「もしのぼせてしまった場合の対処方」を解説していきたいと思います。
※本記事は長湯を勧める記事ではありません。長湯をすることは危険なことには変わりがありませんので、入浴の時間は個人の判断でお願いいたします。
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目次
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1. そもそも【のぼせる】とは?
- 1.1. のぼせと湯あたりの症状
- 1.2. のぼせと湯あたりの違い
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2. 温泉でのぼせないために
- 2.1. 1.水分補給を入浴前後に行う
- 2.2. 2.分割して入浴する
- 2.3. 3.頭に濡れたタオルをのせる
- 3. もしのぼせてしまったら
- 4. 最後に
そもそも【のぼせる】とは?
そもそも【のぼせ】とはどういった症状のことをいうのでしょうか。
間違いやすい【のぼせ】と【湯あたり】の違いについても解説していきましょう。

のぼせと湯あたりの症状
まず、【のぼせ】の基本的な症状は
顔や頭が異常に熱くなる、頭がくらくらする、立ちくらみなどです。
酷いときは、吐き気や失神なども起こるようです。
意外と怖い症状なんですね~。
簡単に言うと、温泉の熱で熱中症にかかっている状態です。
次に【湯あたり】について解説します。
湯あたり、という言葉だけを聞くと普通のお風呂でも起こることだと思われがちです。
しかしそれは間違いで、温泉の成分によって引き起こされる体調不良のことを【湯あたり】と言います。
湯あたりの症状としては、頭痛、めまい、嘔吐、寒気などが挙げられます。
うーん・・・。なんだか【のぼせ】と症状が似ていますね~。
のぼせと湯あたりの違い
症状はとても似ていますが、明確な違いはなんなのでしょうか。
答えは症状が現れる時間です。
のぼせは、温泉に入った後すぐに起こります。
急激な血圧の上昇によって起きるので、入浴中や入浴直後に症状が現れます。
なので、入浴中や入浴直後の場合は【のぼせ】といいます。
湯あたりは、温泉の成分が体に合わないために起きる症状で、一日に複数回同じ温泉に入ることを数日間続けると発症する場合があります。

なので、二泊三日の温泉旅行などで湯あたりが起きるというのはほぼありえないと思った方がいいでしょう。
症状が起きやすい温泉は、酸性泉、硫黄泉、放射能泉など刺激が強い温泉です。
つまり、温泉で治療をしている人が湯あたりになりやすいということですね。
普通に入る分には、特に湯あたりのことは考えなくて大丈夫そうです。
温泉でのぼせないために
個人個人のその日のコンディションによっても効果は変わってくるのですが、温泉でのぼせにくくする方法があります。
温泉に長く居ても、のぼせにくくなる方法を3つ紹介します。
1.水分補給を入浴前後に行う
温泉に入ると身体から大量の汗が出ます。
温泉に入る前と入った後に水分補給を行うことで脱水症状にならずに済みます。
そもそも汗は身体の温度を下げるために出てきますので、熱によって起きる【のぼせ】にかなり有効な方法です。
2.分割して入浴する
私的にはこれが一番効果がありました。
やっぱり温泉に長く居たいので、どうしたのかと言うと温泉に浸かって身体が熱くなってきたら一度お湯から出てクールダウンしてもう一度お湯に浸かるというのを繰り返しました。
身体が熱を持つことで【のぼせ】が起きるので、汗で体温を調整しきれない部分を外気の温度によって調整することで、のぼせにくくすることができます。
3.頭に濡れたタオルをのせる
よくテレビで見るやつですよね。
有名な方法なので知っている方も多いかもしれません。
入浴しているときは身体に水圧がかかるため、頭に血液が集中しやすくなります。
そのため、頭に冷たい濡れたタオルをのせることで頭を冷やすことが出来ます。
頭に血液が集中しているときに、温泉から急に上がると血液が一気に下の方に流れるため、のぼせやすくなってしまいます。

タオルはネットで買うとめちゃくちゃ安いです。
よく温泉に行くという方は是非!
もしのぼせてしまったら
注意をしていてものぼせてしまうこともありますよね。
温泉に入ってて頭がクラクラしてきたり、手足がしびれてきたらすぐに上がらないと!と思ってしまいがちですが、すぐに上がらないでください。
急に立ち上がると立ちくらみを起こして倒れる場合があります。
まずは頭を濡れたタオルでしっかり冷やしてください。
冷やしたらゆっくりと身体を慣らしながらお湯から出ます。
シャワーのぬるま湯で身体を少し冷やしましょう。冷水は急激に体温が下がるのでだめですよ。
休憩所に着いたらしっかりと水分補給をして、体温の調節をしてください。
もし気持ち悪すぎてお湯から出られない、または休憩所で休んでも動悸が治まらないという方は無理せずに救急車を呼んでもらいましょう。
恥ずかしいと思いますが、取り返しのつかないことになってからは遅いです。
自分の身体のことを優先してくださいね。
最後に
温泉に長く居てものぼせにくくなる方法を3つご紹介しました。
あくまでも、のぼせ「にくく」する方法であって絶対にのぼせなくなるわけではないということに注意してくださいね。
温泉はリラックスするには最適の施設ですよね♪
日常生活の嫌なことを忘れて温泉旅行に出かけるのも気分がリフレッシュできて最高です。
それでは【のぼせ】に気を付けて、温泉ライフを楽しんでください~!