東沢バラ公園を散策していた時に見つけた場所。
公園内に大きな鳥居を発見しました。
その名も村山虚空蔵院です。
名前がかっこいいので気になって行ってきました。
目次
- 1. 村山虚空蔵大菩薩
- 2. 拝殿までの道のり
- 3. 鐘楼 奥の院(山頂)
- 4. まとめ
- 5. 住所・駐車場など
村山虚空蔵大菩薩
大きな鳥居の脇には、村山虚空蔵院の由来が書かれている看板がありました。
一応写真だと見にくいかもしれないので、文字にも起こしておきますね。
村山虚空蔵院由来
文明十三年(一四八一)辛丑の年
当時の楯岡城主が虚空を庫蔵とするといい、即ち虚空が山川草木・禽獣虫魚あらゆる物を蔵して居る様に、あらゆる物に存在を全からしめ、光や慈雨を注いで、人々を幸福にして下さる虚空蔵菩薩を鷹返山の山頂に安置、領民の福寿海無量を祈願したものと伝えられている。
これを昭和三十二年に辛丑会員により再建、更に昭和三十六年 辛丑会会員が発願し、広く信心の施主の浄財を集め、村山平野の全景と遠くの葉山・朝日の連峰を一望出来る山の中腹に拝殿を建立、智慧と福徳を授かる菩薩として信仰している。
村山虚空蔵院奉賛会
む、難しい・・・!
調べたところ仏語で虚空とは、何も妨げるものがなく、全てのものが存在する場所としての空間と意味だそうです。
つまり簡単に要約すると、虚空はあらゆるものの蔵であり、存在する全てのものに、知恵と幸福を授けてくれる仏様ということでしょうね。
拝殿までの道のり
階段の手前には大きな鳥居があり、階段の脇には看板が立っています。
虚空蔵院 拝殿 約9分
どうやら拝殿まで9分かかるようです。
早速階段を上って行ってみます!
う、うおうッ・・・結構長い・・・。
想像してたより長い・・・!
ん?250/536?
石段の脇に何やらプレートがあるのを発見しました。
まさかこれは階段の段数!?
そう、拝殿までは536段あったのです。
そして大分上ったと思ったのにまだ半分ほどしかきてない・・・笑
うおおおおっ・・・!
しかしここまで来たらもう後には引けません。
気合で上ります。
途中で、参拝客の方でしょうか?
すれ違いましたが、余裕の表情でした。
軽く会釈をしてさらに登ります。
こ、これはすごくいい運動になる!
きっとさっきのひとは日々この階段を上り下りしているのでしょう。
年配の方でしたが、こういったことを健康のために続けられるというのは素晴らしいことですね。
そんなことを考えながら進んでいくと、ようやく見えてきました。
あれがきっと頂上だ!
長い階段をようやく上り終えると見えました。
これが拝殿です!!
かわいい牛と虎の飾りがついています。
どうやら、丑年と寅年の方の守り本尊ともされているそうです!
中はこんな感じになっていました。
ふと、後ろを振り向くとそこには素晴らしい景色が広がっていました。
大分登りましたからね〜。
村山市を一望できるスポットです。
「すごい・・・。」
1人なのに思わず声に出してしまいました。
これが東沢バラ公園のため池がある方を撮った写真です。
少し雪が積もっている山もまた綺麗ですね〜。
ん?
景色を眺めていると、なにやらまた看板があることに気が付きました。
鐘楼 奥の院(山頂)
・・・?
ここが頂上じゃないの?
・・・はい。ここまで来たら行くしかないですよね。
鐘楼 奥の院(山頂)
なかなかの上り坂です。
親切なことに仮設トイレまで設置してあります!
確かに肌寒いのでトイレが近くなる方もいるのでしょう!
素晴らしい配慮です♪
さて、気を取り直して階段を上ると、着きました。
立派な鐘楼です。
さっそく鐘をついてみます。
ゴーーーーーン!
心地よい鐘の音が響き渡りました。
なんだか晴れ晴れとした気分になりました!
※ちなみに早朝(6時より前)に鐘をつくのはご遠慮下さいと立て札がありましたので、早朝に行く方はご注意を。
まとめ
今回は村山虚空蔵院のご紹介でした。
536段の階段を上る(鐘をつくにはもう少し上ります)ということで、とてもいい運動になりました。
・・・本当は後日凄まじい筋肉痛になりました。
体がなまりきっているのがよくわかりますね。苦笑
でも足腰を鍛えるには最適の場所と言えます!
景色も綺麗で鐘をつくことも出来て良かったです。
拝殿までの道のりは長いですが、ところどころに休憩する場所があり、木々が開けている場所があるので、景色を眺めて一息つくことも出来ます。
こういった場所に行くのは滅多になかったんですが、行ってみると結構楽しいですね。
そこの名前の由来などを調べるのは勉強にもなりますし、知らなかったことを知ることができる、いい機会にもなります。
住所・駐車場など
住所:〒995-0023 山形県村山市楯岡東沢
駐車場:有(無料)